先輩帰国生の合格体験記 京都大学

目標を定めて努力すること。
氏名 岡田悠季 学部 法学部
滞在国(年数) イギリス 2年 他合格学校 北海道大学(法−法学)慶應義塾大学(法−政治)
 代ゼミの帰国コースなしでは、私は合格を勝ち取ることができなかったと思います。2年間の単身留学の後、 私に必要だったのは、第1に日本語で論理的に文章を展開する力をつけること、第2に日本と世界で起きてい る社会問題に関する教養を高め、自分の考えを構築すること、第3に一緒に戦える友達を見つけることでした。 これらを達成することができたのは、代ゼミのおかげだと感じています。
 第1、第2に関しては、きちんと授業を聞いて、積極的な態度を心がければ、自然に身に付くと思います。第3 に関しては、代ゼミには、育った文化・教育環境が本当に多様で個性的な『帰国生』がたくさんいて、授業の内 外に拘わらず多くの刺激をもらいました。非常に充実した環境だったと感謝しています。
 これから帰国受験に臨もうとしている皆さんには、早い段階から自分の学びたい大学についての知識を得ていく ことが非常に重要であること、そして最後は自分のやる気次第であるということを伝えたいと思います。私自身 、帰国受験を決心したのが非常に遅かったため、必要書類を手に入れるのに苦労しました。そのため、早めにど のような書類が必要なのかをリサーチしておくことを勧めます。
 そして、最終的に受験に必要なのは、「何故その大学に行きたいかという問に対して、自分の答えを明確に持ち 、それに向かって努力するやる気」だと思います。合格を目指して、頑張ってください!
 最後になりましたが、いつも親身にご指導くださった先生方、スタッフ、チューターの皆様、そして一緒に切磋 琢磨できる環境を与えてくれた代ゼミの仲間達、本当に有難うございました。

高く飛ぶための助走
氏名 渡辺亮太 学部 経済学部
滞在国(年数) イギリス 12年 他合格学校 名古屋大学(法) 慶應義塾大学(経済)
 私がこうして京都大学の合格体験記を書くことができたのは、代ゼミで出会えた講師陣、スタッフ、チューター の方々、そして友人たちのおかげです。難関国立大の帰国生入試は一般入試と同様、2月末に行われます。ですか ら夏に帰国してから受験本番まで、いかにモチベーションを維持するかが合格の鍵となります。私が代ゼミで送っ た日々は濃密で充実しており、毎日が新鮮で新たな刺激に満ち溢れていました。
 これから帰国し、受験生となる皆さんに伝えたいことがあります。それは、帰国生入試は夏に帰国してから始まる ものではなく、海外に滞在しているときから既に始まっているということです。帰国してからの受験対策同様に、 海外にいるときの受験対策も重要です。
 まずは志望大学と志望学部をある程度絞り込み、情報収集を行い、必要な書類を揃えることから始めましょう。特 に推薦状や成績証明書のような書類は、帰国後では入手しにくいので、あらかじめ志望校が求める書式を調べてお き、余裕を持って現地の学校に書類の作成を依頼しておくことを強く勧めます。
 さらに重要なことは、滞在国の人々と積極的に関わり、TOEFLなどの統一試験で優秀な成績を修めることです。小論 文と面接が主な入試形式である帰国生入試において、その内容の土台となるのは海外で得た経験です。ですから勉 強だけでなくボランティア活動などにも積極的に参加しましょう。私も慈善団体や地元の小学校でボランティア活 動を行い、国際石油企業での職業体験をしました。
 最後に一言、合格とは日々の努力の積み重ねによってつかみ取るものです。私は帰国生入試を甘く見ていたため、 最初の私大入試では失敗しました。その経験を無駄にせず、多くの過去問に挑戦し小論文の勉強を続けることで、 第一志望の大学に入学することができました。受験生の皆さん、勉強と遊びのメリハリを付けた無理のない受験勉 強で、志望校合格を目指してください。

どんな境遇でも。
氏名 松浦沙也子 学部 経済学部
滞在国(年数) イギリス 6年 他合格学校 名古屋大学(法) 慶應義塾大学(法−政治、経済、商)
 私は英国滞在後、名古屋の公立高校第3学年に編入学しました。イギリスの高校を卒業せず、統一試験も 受けられないままの帰国だった上に、日本の高校に通いながらの受験ということで、思うように帰国生入 試対策に専念できず、大きな不安を抱えていました。
 しかし受験を通して気付いたことは「器用で効率よい勉強ではなく、遠回りこそが自分の糧となる」とい うことでした。例えば、テスト勉強の際に、その時その時のことだけを意識して、はやく正解にたどり着 こうとするのではなく、「なぜ?」を大切にして、とことん追究してみることは決して時間の無駄遣いに はなりません。これは友人との遊びや、課外活動、そして日本の高校での楽しい行事といった直接には試 験に関係なさそうなことにさえも、あてはまることです。
 ここで一つ大切なのは「感じる」だけで終わらせず、常にそこから「考える」ことです。例えば、学祭を 「楽しい」だけで終わらせず、「そこにはイギリスの高校生にはない特有の団結力があり、それは協調性 を重んじる日本の文化を背景としているのかもしれない・・・」というように発展させていくことが大切 です。身近なところに考えるヒントはたくさんあるのです。
 この土台を築くことができれば、あとは代ゼミのサポートと入試当日までの努力で可能性が大きく広がり ます。私は、代ゼミ本部校、大阪校、名古屋校の力強いバックアップのもとでしっかりと対策をし、京都 大学の面接試験当日の朝に電話で先生に最終チェックをしていただき、準備万端で試験に臨むことができ ました。遠回りを恐れず、どんな環境でも、そのとき自分にできることを一つ一つ精一杯やることで道は 開かれていくと思います。

書く力をつけよう!
氏名 加藤菖子 学部 法学部
滞在国(年数) アメリカ 8年 他合格学校 名古屋大(法) 慶應義塾大(法−法律)早稲田大(政治経済−国際政治経済、法)
 受験勉強を進める上で一番大きな悩みの種は小論文試験対策でした。小論文試験は通常の学科試験とは大きく異なるので、今までの勉強の仕方があまり役に立ちません。また、自分が成長しているのかどうかも分かりづらいため、手探りでの勉強が続きました。ここでは、その中で私が試験対策において大切だと感じた3つの点に触れたいと思います。
  一つ目は、書き慣れることです。たくさんの過去問に挑戦し、文章を制限時間内に書く力、論理的な文章を組み立てる力、日本語の表現のストック等を意識して身に付けましょう。考えを文章にする工程を短縮出来れば、本番でテーマについて深く考える余裕ができます。
  二つ目は、知識力です。過去問に出てきたテーマについて自ら調べるなり、講師の方々が薦める本を読むなり、幅広い範囲の知識を得て、小論文の材料とすることが重要です。また自身の海外経験と知識を結びつけることで、より確かな具体例を得ることも出来ます。
  三つ目にして最も重要なのが、自分の考えの基盤を固めることです。確かに過去問さえたくさん解けば、過去に扱われたテーマに関してはそれなりのものが書けるようになります。しかし、受験本番に未知のテーマを与えられて手も足も出ない状況に陥る可能性も十分あります。過去問を解く上で重要なのは、個々のテーマに対して別々の対処策を立てるではなく、どんなテーマにでも応用できる自分の考えの基本的方針を見つけることです。方針を持って本番に臨むことで、問題に対してより柔軟に対応できるようになります。
 ただ闇雲に小論文を書き続けるのではなく、どのような力が必要なのかを見極め、それを意識して勉強すれば、合格にぐっと近づけると思います。目標に向かって頑張ってください!

合格の決め手、考えること
氏名 村松冴子 学部 法学部
滞在国(年数) イタリア 13年 他合格学校 名古屋大(法) 慶應義塾大(法ー法律)
 私が第一志望に見事合格することができたのは、代ゼミの講師の方々をはじめとして、同じ机を並べて勉強した仲間たちの支えがあったからだと思います。この先どのような結果が待ち受けているのか全く分からない状況の中で、粘り強く高い志を持って努力することは、実際には容易ではありません。正直、気が緩んだ時期もありました。
 ただ、私のそばにはいつも弱音をはいても励まし合える仲間たちがいましたし、講師の方々も丁寧に指導して下さいました。そのおかげで、試験当日は精神的にも落ち着いた状態で自分の実力を出し切ることができたと思います。
 確かに、国立大学は高い日本語表現力と分析力が求めます。特に、法学部の試験に出題される小論文では最終的に社会における個人のあり方について問われることが多いです。個人が社会を形成しており、より豊かな社会をつくるには主体的に考えられる個人が必要であり、また個人が個性を発揮するにはどうしたら良いのかなど、社会と個人について考察する力を身につけなくてはなりません。それは、一晩でどうにかなるものではないので、日頃から何か疑問に思うことがあれば自分で考え、疑問点を具体化していき、そこから自分の価値基準を導き出すという練習をしてほしいと思います。大学側が求めているのは、知識だけの人間ではなく、主体的に考えた上で説得力のある意見を打ち出せる学生だと思います。皆さん、是非それに近づけるように頑張って下さい。

帰国生よ、大志を抱け!
氏名 神谷崚平 学部 経済学部
滞在国(年数) スペイン・フィリピン 13年 他合格学校 名古屋大(法) 慶應義塾大(法−法律、経済) 早稲田大(政治経済−国際政治経済、法)
 一概に帰国生と言っても、外国語が得意な人、日本語のほうが得意な人など、様々です。また、それぞれが持つ夢や目標も多様です。しかし、全ての帰国受験生に共通して重要なことが3つあります。
  まず1つ目は、早い段階での受験に関する情報収集です。自分の夢を叶えるには、どの大学が望ましいのか。また、その大学の入試制度は自分に適しているのか。それを踏まえたうえで志望校を決め、統一試験のスコアやGPAの向上に尽力するといいでしょう。情報収集のツールとしては各大学のHPが役に立ちますが、分からないこと、知りたい情報は、代ゼミに問い合わせれば親切に教えてくれました。情報は力になります。
  2つ目は、滞在国では、現地の人々と密接な関係を築き、その国特有の文化を体感することです。どの大学も、帰国生ならではの魅力を高く評価します。外国滞在というせっかくのチャンスを無駄にせず、多くの外国人と交流を深め、現地でしかできない貴重な体験を重ねてください。
  3つ目は、帰国後の受験勉強です。文系の帰国生入試において最重要課題と言えるのが、小論文と面接です。これらは、代ゼミの先生方、フェローやチューターが丁寧に指導してくれます。また、知識が無いことには、大学側を感心させるような小論文を書いたり、面接で高評価を得たりすることはできません。本や新聞を読むことで、知識を蓄えることを強くお勧めします。
  私は今、2週間後に入学式を控え、この文章を書いています。憧れていた大学の学生になれることを本当にうれしく思っています。努力は必ず報われるはずです。悔いを残さないよう、頑張ってください。

自分の将来と向き合う
氏名 高濱美奈子 学部 経済学部
滞在国(年数) ロシア・ウクライナ 6年 他合格学校 横浜国立大(経済−経済システム−経済) 早稲田大(政治経済−経済)      関西学院大(経済) 立命館大(経済−経済)
 限られた海外生活の中で、受験のために準備しておくことは、統一試験と学校の成績向上です。正直、私の統一試験の結果はあまり良くなかったのですが、学校の成績を良くするために日々努力していました。私は、4年間早寝早起きを心がけていました。毎晩10時半に寝て、5時に起きて読書をすることで知識を増やしていきました。このような日々の小さな努力が実を結ぶと思うのです。
 また、海外生活の中で、不思議に思ったことや興味を持ったことを基に、自分が将来何を学びたいかという具体的な考えを持っておくことが必要だと思います。自分の核となる志望理由さえあれば、帰国後の受験対策に大いに役立つはずです。一つの大学だけに的を絞るのではなく、幅広い視野を持って大学を受けるべきだと思います。大学を選ぶよりも、自分の学びたいことを具体化していくことに焦点を当てるべきだと思います。実際私は、どの大学を受けるかということは深く考えず、海外生活の中で自分の将来と向き合うようにしてきました。そのため、帰国後には明確な志望理由があり、受験対策に大いに役に立ちました。
 最後に、何事にも挑戦する事が大切だと思います。私にとって、京都大学は非常に合格できる見込みが低いところでした。しかし、最後までやりきるという挑戦心を持ち、代ゼミの先生方の指導に従って小論文の力をつけていったことが、合格につながったと思います。受験生の皆さんも、常に向上心を持って、受験に挑んでください。

自分らしく
氏名 古田佳也 学部 経済学部
滞在国(年数) イギリス・アメリカ 15.5年 他合格学校 同志社大(商) 関西学院(経済)
 私は面接で、「あなたは日本で勉強をしてきた学生とどう違い、なぜあなたを合格させなくてはならないと思いますか?」と聞かれました。そう聞かれた時、「どうしても私じゃないといけないんです!」と説得できなければなりません。だから帰国生の入試で最も大切なことは、「自分らしさ」だと私は考えます。自分のアピールできるポイントをよく考えて、それを試験や面接で活かすことが大切です。私は面接で現地の文化や生活について詳しく話しました。そして、テロ事件やリーマンショックなどについて、自分の目で学んだことによってユニークな視点を培うことができたことをアピールしました。
 また、海外生活が長い方は日本語に不安を感じることもあるでしょう。私も帰国する前は試験までに日本語が上達するのだろうかと心配しました。しかし、日本で生活をして、毎日、日本語に触れているだけで、私の日本語はとても上達しました。
 日頃の勉強においても、自分の実力を把握し努力する「自分らしさ」が大切です。帰国生の入試は受験科目が少なくて楽だと考えることもできますが、その分モチベーションの維持や、時間の有効活用、そして自己管理が難しいと思います。そのためには、自分のペースや能力に合った勉強プランが必要です。また苦しい時には、代ゼミの仲間たちの頑張る姿や、熱心な先生方のアドバイスが支えになりました。
 自分らしく受験に挑もうとする試みが、あなたを合格へと導くと私は信じています。

全く「苦」でなかった受験期間
氏名 森宥太 学部 経済学部
滞在国(年数) オーストラリア 3年 他合格学校 慶應義塾大(商)
 受験期間に突入する前から、国立大学受験終了まで頑張ろうと決めていた私にとって、最も不安だったのは、モチベーションをどう保つかということでした。でも受験が終わって改めて振り返ってみると、そんなことを考える必要はなかったと思います。その理由は、代ゼミという環境で勉強できたことにつきると思います。一緒に勉強し助け合い刺激し合える仲間、実際に受験を経験し的確な助言をして下さるチューターの皆さん、生徒思いでどんな相談にも乗って下さる先生方、この環境の中で私はモチベーションの維持が難しいと思うことはありませんでした。京都大学の受験前夜、夜遅くまでメールで面接対策を一緒に練って下さった先生には「感謝」の一言しかありません。また受験前日に多くの代ゼミの友達からもらった励ましのメールは、受験当日の力になりました。
 最後に私が受験を終えて最も有効だと思えた勉強法について述べたいと思います。それは「読書」です。私は受験期間中にたくさんの本を読みました。そして重要なところに線を引き、それらを小論文で使える形にしてノートにまとめ直しました。自分の「小論文ネタ帳」を作ることで、様々な分野の小論文ネタを頭の中に蓄え、いつでも引き出せるように整理できたと思います。また読書はどこでもできる便利な勉強法であると同時に、読書で培った知識は受験のためだけでなく、これからの人生で必ず生きてくるものであるはずです。
 これから受験を控える皆さんには、不安に押しつぶされずに伸び伸びと勉強してほしいと思います。頑張って下さい。

滞在国を知ろう
氏名 戸田 早紀子 学部 法学部
滞在国(年数) 中国 (4年) 他合格学校 名古屋大学(法) 慶應義塾大学(法−法律) 早稲田大学(法)
 私が海外滞在中に出会った日本人の高校生には、「どうせ卒業後は日本の大学に行くから」と言って、現地やインター校のことに無関心な人が多くいました。しかし、今自分が日本に帰ってきて言えるのは、「帰国生として日本の大学を受験するからこそ、滞在国やインター校の勉強や課外活動に打ち込まなければいけない」ということです。帰国受験では、単純に筆記試験ができるということではなく、日本ではできないような体験をしていること、そして一般の日本の学生が持っていないような考えを持っていることが求められます。ですから海外滞在中は、日本に帰ってから自分の体験を自信を持ってアピールできるように、滞在国の社会についてよく知り、現地の人々とよく触れ合うと共に、そこでしかできないような経験をたくさんするべきです。
 帰国受験においてもう一つ大切なことは、自分が受験する大学が必要とする書類や証明書などをもらえるように、前もって手配しておくことです。帰国後に安心して勉強に打ち込むためにも、現地校やインター校の先生にあらかじめ日本の帰国受験について説明し、書類をもらう約束をすることが大切です。
 その後は、代ゼミの先生が、自分の海外での経験を小論文や面接でどのように表現するか教えてくださいます。ですから、海外滞在中は、自分の興味があることにとことん挑戦して、海外生活を満足いくものにしてください。帰国後は、代ゼミの授業で知識をより深め、過去問をできるだけ多く解いて各大学の試験傾向をつかんでいけば、皆さんの受験もきっと成功すると思います。

目標をもって
氏名 前田志保理 学部 経済学部
滞在国(年数) ベルギー 5 年 他合格学校 慶應義塾大学(経済)
 私が大学受験を経験して感じたことは、モチベーションを 維持することの難しさです。受験の約6ヶ月の間に合格と不合 格の両方を経験し、2回連続で不合格を味わったあとに迎えた 最後の3ヶ月間は、特にモチベーションを維持するのが難しく て大変でした。「もう、いやだ」と投げ出したくなったり、落ち ることへの不安を抱いたりすることも多々ありましたが、家族 や代ゼミのクラスメート、帰国生担当の先生方やスタッフの 方々に支えられて、諦めることなく受験を終えることができま した。代ゼミにいなかったら最後まで走り抜けることはできな かったかも知れません。私を支えてくれた方々、本当にありが とうございました。
  周囲の人の支えに加え、自分の将来の夢や大学で学びたいこ となど帰国受験で求められる自分の「ビジョン」をしっかり持 つことも、モチベーションを保つ上で大切だと思います。私自身、将来自分は何をしたいのか目標を持っていたからこそ、先 生から合格をもらうまで何度も小論文を書き直したり、苦手な 面接を克服するために繰り返して練習したり、必死に努力する ことができました。闇雲に走るのはつらいし、本気になるのは 難しいけれど、目標を持つことができれば努力も充実感のある ものになり、諦めずに頑張ることができると思います。だから、 自分の将来をじっくり考えることを怠らずに、自分と向き合っ てください。  悔いの残らない受験をするためにも、時間を大切にし、勉強 する時間とリラックスする時間のけじめをしっかりつけて頑 張ってください。

我考エル、故ニ我在リ
氏名 阿部 俊介 学部 法学部
滞在国(年数) アメリカ(IL 3年) 他合格学校 慶應義塾大(法−法律・商)
 一般的に帰国生は国内生に比べ個性豊かである、と言われますが、その帰国生の中にもまた様々な個性が見受けられます。そのため帰国生受験という場では、如何にして己の個性をアピールするかということが重要な要素になります。
 私は、自己アピールとは目立つこと、すなわち他人と違う自分を伝えることだ、という結論に達しました。そこで、無遅刻無欠席で代ゼミの授業に出席し、予習復習を欠かさない、というような当たり前のことだけをやっていたのでは全く目立つことはできないと思い、徹底的に「自分にしかできないこと」を追及することにしました。その追求手段とは自分の「思想」を構築することです。
 「思想」とはすなわち、体系的に構築された固有の意見の総体である、と私は考えます。帰国生受験において受験生は試験のスタイルを問わず、様々な問いに答えていかなければなりません。「なぜ大学に行きたいのか?」「自分は今後社会にどのように参画していきたいのか?」…etc。これらの問いに対し、その場で考えた断片的な意見を述べるのではなく、日々このような問いを想定した上で、自分の意見を用意し、それらをつなぎ合わせ独自の「世界観」を形成することができたならば、それが図らずとも固有の「思想」を持つこととなります。そのような知的活動の結晶とも言える「思想」を持つことこそが自分という存在を他者に伝える上で、最も効率的かつ魅力的な手段ではないでしょうか。以上を踏まえ、日々何事にも関心・疑問を持ち、自分なりに答えを出してみる習慣をつけることが大切だと私は考えます。代ゼミにはその環境があります。

自分を信じていれば大丈夫!
氏名 田中 彩 学部 経済学部
滞在国(年数) シンガポール・ドイツ・オランダ(12年) 他合格学校 北海道大(法) 名古屋大(法) 慶應義塾大(法−政治、経済)
 長いようで短いようでやはり長かった受験生活。今、受験を振り返ってみて、受験を控えている皆さんに言えるのは以下のことです。
 まず、志望校へ向けての勉強において大切なのは継続性です。毎日続けることは大変です。しかし、その努力は倍になって自分の力となるのは間違いありません。毎日最低一つでも小論文を書くこと、英語の問題に取り組むこと、新聞を読むことなどは非常に大切だと言えます。さらに、小論文は先生に添削してもらい、合格をもらえるまで書き直したほうが確実に力は付きます。
 また、体調管理も絶対に重要です。私は試験一週間前に風邪を引き、かなり焦って落ちることばかり考えてしまいました。しかし、合否の分かれ目は試験直前につけた知識ではなく、自分が海外にいた時から積み重ねてきた経験や努力にあると思うので、試験前は無理をしないのが賢明だと言えるでしょう。
 国公立入試の多くは2月にあるので、私立受験が終わってしまえば気が緩みがちですが(実際にかなり緩みましたが・・・)、志望校に対する熱い想いを持ち続けていればきっと大丈夫です。最後は実力云々だけではなく、気持ちの持ち様も合否に関わってくると思います。そのためには、勉強する時はしっかりして、遊ぶときには思いっきり遊ぶ、というメリハリのある生活を送ることをおすすめします。長い受験ですから弱音を吐きたくなってしまう時もありますが、自分の力を信じて、マイペースでコツコツ頑張れば合格は見えてきます。皆さんの健闘を祈っています!

小論文にいかに対応するか
氏名 中野 峻太郎 学部 経済学部
滞在国(年数) ドイツ(3年) 他合格学校 慶應義塾大(経済)
 第一志望校に合格できるかどうかの分かれ目は、ほとんどの大学に課される小論文にあると私は思います。同時に、小論文が一番巻き返しができる科目であると思います。たいていの場合、日本に帰ってきた時点で統一試験の点数は出ているわけですから、そこで他の受験生に対して差をつけることはかなり困難です。そして自己アピールの場である面接に関しては、受験生は模擬演習で練習してくるわけですから、よほどの失敗でもしない限り差はつかないかと思います。そう考えると最も他の人との差がつきやすいのは、やはり小論文だと思います。
 京大の経済学部に限って言えば、小論文はトピックのレベルが非常に高く、求められている字数もかなりのものです。ですから今から代ゼミに通って帰国生入試を目指す皆さんには、目的意識を持って新聞や政治経済の資料集などに目を通して知識を蓄え、授業などでたくさんの小論文を書くことにより、完璧なものを書くことが出来る能力ではなく、求められている字数を書き切る能力を身につけて欲しいと思います。もちろん小論文の内容がおろそかでは合格は難しいですが、完全なものを制限時間内に書くことができなくても何とか書き終えていれば、面接において小論文の中で論旨が不完全で曖昧であった部分をフォローすることもできます。全く書けていないことに対して面接でフォローをすることは困難なので、まず、意地でも書き切ることを目指してください。小論文の全体的な質を上げるのはそれからでも遅くありません。なにしろ多くの国立大学の入試は二月で、帰国時から半年以上も時間があるのですから。
 文章力は書き続けることで必ず向上します。じっくり腰をすえて書いていくことです。

目標を定めたら、積極的に進んでほしい。
氏名 本庄 萌 学部 法学部
滞在国(年数) イギリス(4年) 他合格学校 慶應義塾大(法−政治・総合政策)関西学院大(法−政治)
 高校三年生の始めに志望校を父に初めて伝えた時、「そりゃぁ無理だよ」と言われました。確かにそのときは無理だったかと思います。けれども、だからこそ私は人一倍何かしなければならないと考えることが出来ました。そして、それからの一年半はたくさん「考え」、「出会い」、「我慢した」時期でした。振り返ると、この3つがあったからこそ、無理だと思った志望校で今、学ぶことができるのだと思います。
 第一に考えることです。自分にとってやりたいことは何か、行きたい大学はどこか、そこに行くには何をする必要があるか。目標を定めた時から、私はそれまでになく進んで頑張るようになりました。受身ではなく、積極的に目指すものを見つけることが大切だと思います。
 第二に、支えてくださる代ゼミ・事務局のスタッフのみなさん、励まし合いながらともに上を目指す仲間、考えるチャンスを下さり、着実に力をつけてくださる先生方との出会いです。また、私は自分のやりたいことを明確にするため、大学の教授や省庁の方々にお話を伺いに行きました。そうした方々との出会いもかけがえのない私の糧となりました。
 第三に、避けて通りたいものですが、我慢です。私は決して器用ではないので、自分のしたいことを我慢しないと合格できないと思い、久しぶりの日本で数あるしたいことを、受験を終えてからの楽しみにとっておきました。自分の不器用さに落ち込むときもありましたが、「我慢したことが試験場ではお守りになる」と友人が教えてくれた言葉が、大きな支えとなりました。
 これから受験を迎える皆さんは、不安と緊張でいっぱいだと思いますが、不可能は自分の力で可能になります。皆さんにはその力があるからこそ、自分の目標に向けて思いっきり完走してほしいです。受験を終えたときに、皆さんがこれ以上ない笑顔をそれまで支えてくれた人々に見せることが出来ますよう心から願い、応援しています。

受験 is …
氏名 山本 裕太 学部 経済学部
滞在国(年数) ドイツ(4年) 他合格学校 北海道大(経済) 早稲田大(文化構想)
 東大や京大のような難関校と言われる国立大学を受験するにあたり、まず重要なのが滞在国での統一試験の結果です。書類選考を行う一部の大学入試では、統一試験の結果が大学の求める数値に達していなければ、一次審査を通過することができず、帰国後の勉強の成果を発揮する機会すら与えられないからです。その点では、帰国生受験は海外に滞在している時から既に始まっていると言えるでしょう。小論文や面接などの対策は帰国してからでも十分間に合いますので、現地での生活を謳歌しつつ、IBやSAT、TOEFLなどの成績をあげることに力を尽くしてください。
 小論文の対策としては、とにかく過去問を解くことを勧めます。受験を終えた僕がいま思うことは、小論文において問われる論理力とは、実際に問題に取り組み、小論文を書くことでしか養われないということです。また、より多くの数の過去問をこなすことで、自信を持って本番に臨むことが可能となります。小論文を書くことは決して楽な作業ではありませんが、努力は報われるものなので、積極的に学習に取り組んでください。
 最後に、3月まで続く国立大学の受験は、早ければ9月には合否が出る私立大学の受験に比べて長丁場となるため、モチベーションの維持が鍵となってきます。僕自身も、最後までがんばろうという気持ちが揺らぎ、途中で受験を辞めたいと何度も思いましたが、志望校合格という共通の目標を持つ友人と励ましあい、時には競いあうことで、自分を奮い立たせることができました。みなさんもぜひ代ゼミに通い、良き友人と切磋琢磨しながら、合格を目指してがんばってください!


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