諦めなければ掴める夢がある
- [氏名] S・M
- [滞在国(年数)] カナダ(3.5年)
- [学部] 農学部 森林環境持続性科学コース
- [他合格学校] 明治大学(農-農)
理系科目の実力に自信がなくても、理系の道を諦める必要はありません。実際、試験で理系科目を課さない大学は沢山あるからです。余裕のある方は、少しでも日本のカリキュラムに沿って理系科目の勉強に手をつけることをおすすめしますが、滞在時はボランティアや部活動など、とにかく興味のある沢山のことにチャレンジすることを心掛けてください。何か少しでも経験しておけば、その後の自分次第でその経験は立派な自己PRにつながります。将来進学したい分野に関連する課外活動に参加していれば、尚更良いと思います。
帰国後、代ゼミ生活がスタートしてからは、何を勉強すべきなのかの優先順位をつけることと、目標を細分化することを心掛けてください。すべてを完璧にしようとするあまり時間の取捨選択ができず、中途半端な学力のまま試験に挑むことになりかねません。そのため、私は実際に志望校の過去問で出題頻度が高い問題や直近の大学受験で必要な科目を中心に集中して勉強するようにしました。また、やることが多くて何から手を付ければいいかわからないという状態を避けるため、一か月単位でやるべきことを具体化し、後に一週間、一日単位での計画を立てました。小さな目標を設定して、それを日々こなしていけば、志望校合格という大きな目標に向かって計画的に少しずつ近づけるので焦ることなく過ごせます。
努力が実らず悔しい思いをすることもあるかもしれませんが、受験生活で得られるものは知識や学力や大学の合否だけではありません。入試が近づくにつれ必ず押し寄せる不安や緊張に耐える精神力、共に勉強する仲間との友情など、代ゼミに通って毎日勉強するだけで、私の人生にとっても大切なものを得ることができたと感じています。
皆さんもぜひ頑張ってください。応援しています。