最後まで頑張れ!
- [氏名] F・H
- [滞在国(年数)] 中国・アメリカ(18年)
- [学部] 生命環境科学域 理学類
- [他合格学校] 富山大学(理-物理) 山口大学(理-物理・情報科学) 青山学院大学(理工-物理・数理) 学習院大学(理-物理)
私は帰国して受験勉強を始めた当初、日本と現地校の物理と数学のギャップに戸惑い、授業についていくのが精一杯でした。周りには優秀なクラスメイトがいて、9月に入れると私立大に受かる人が出てくる中、どこにも受かってない私は自己嫌悪が激しくなる一方でした。私は人より知識を身につけるのに時間がかかるのはわかっていたのですが、焦りすぎたあまり、知識が抜けている状態で受験していたので、思うようにはいきませんでした。
そんな私から皆さんに1つアドバイスがあります。それは、自分のペースでしっかりと学力が身につくように勉強することです。理系の帰国受験は短期間でたくさんのことを身につけなければならないので、勉強が間に合わなかったり、他人と比べたりすることで焦ることも多くあると思います。しかし、帰国生にはいろんな人がいます。みんな違う国から来ていて、それぞれの勉強のバックグランドも違います。そのため、他人と自分を比べる必要はありません。自分なりに精一杯、後悔なく受験に挑むことができればよいと思います。ある程度の焦りはよい緊張感となって勉強にプラスになりますが、焦りすぎると大事な基礎が抜けてしまったり、思わぬところでミスをしたりすることがあるので、自分のペースをしっかりと把握した上で勉強しましょう。
私は最初、それに気づかず失敗してしまい、うまくいきませんでしたが、最後は運よく大阪府立大学に受かることができました。途中からは自分のペースを守り、最後まで勉強を続けたことがよかったと思います。今思えばですが、大阪府立大学には縁があったのだと思います。皆さんも諦めずに最後まで頑張ってください!最後は必ず自分と縁のある大学に受かるはずです。