合格への道は、戦略の構築という一歩から始まる。
- [氏名] K・S
- [滞在国(年数)] フランス(11年)
- [学部] 文科一類
- [他合格学校] 早稲田大学(政治経済-国際政治経済) 慶應義塾大学(法-政治、経済、総合政策)
多くの大学では、帰国生入試の一次選考として書類審査が行われます。そのため、滞在国では現地での成績と、外国語試験や統一試験のスコアを上げること、さらには課外活動に取り組むことをお勧めします。
小論文には出題範囲といったものが定まっていないため、試験の際は予想外の問題が出ることが多いです。それでも、自分の志望校の過去問を分析し、傾向をつかむことは決して無駄ではないと私は考えています。実際、私は受験期間中に志望校の過去問を数十年分調査した結果、出題された問題がその年の時事や重要な出来事とある程度、関連していることに気づきました。そのため、毎日新聞を読み、ニュースをフォローすることを習慣にしたところ、試験日には案の定、その年の重要な時事テーマに関する問題が出題されました。よって、皆さんも闇雲に過去問を解くのではなく、一度距離を置いたうえで過去問を分析し、「傾向」や「型」を把握することにも力を入れるべきでしょう。
ただし、出題される問題の傾向に一貫性がない場合もあります。そのため、小論文対策では知識の習得に加えて、「説得力のある文章」を書く練習も重要です。限られた知識と時間の中で自分なりの主張を前面に出し、その根拠を示し、反論も抑え、最終的に自分の意見に説得力を持たせることこそが肝要となります。代ゼミには充実した学習環境が整っています。国際教育センターだけでなく、タワー校舎には静かで勉強しやすい自習室があり、志望理由書の添削や面接の練習などは、温かく優秀な先生方や先輩のチューターにサポートしてもらえます。
帰国生入試には、一般選抜とは異なる独特の難しさがあります。しかし、あなたの志望校にあった最適な戦略を構築し、その戦略に則った勉強を実践すれば、必ず合格に近づくことができるでしょう。皆さんのご健闘を心よりお祈りします。
余力は一滴も残さず
- [氏名] S・A
- [滞在国(年数)] アメリカ(4年)
- [学部] 文科一類
- [他合格学校] 慶應義塾大学(法-法律、経済) 早稲田(政治経済-経済、教育-生涯教育)
海外滞在中はSAT、TOEFL等のスコア向上はもちろん、多種多様なクラブやボランティアのような、海外だからこそできる活動に貪欲でいてください。私がやっておいて良かったと感じたのは、日本の作文・レポートコンテスト等に応募することです。日本語で論理的な文章を書く経験を積むことで表現力が身につき、受賞することで自己アピールにも繋がりました。
国立大学受験の勉強においては、自分の弱点に特化した学習とそれに費やす時間配分を考えることが大切なため、私の勉強法が必ずしも他の受験生に合うとは言えません。しかし、参考までに、私は過去問◯年分という天井は設けず、様々な赤本や代ゼミのデータベースを駆使してアクセスできる限りの英語と小論文の過去問を2、3周しました。代ゼミには自習で書いた小論文の添削サービスがあり、コツコツ書いて添削して頂くことで書き方や考え方をブラッシュアップしていくことができました。
また、私は現代文の問題やニュース記事を毎日要約することで、課題文の読解力が向上したと感じました。国立大学では知識を前提とした出題も多いため、代ゼミの講師や事務局の方が厳選した新書を読んだり、NHKの「時論公論」やハーバード大学法学部のYouTube等を見たりすることで、日本と滞在国を中心とした世界情勢とそれに対する様々な意見を理解することも重要です。
あれこれ述べてきましたが、勉強を休むのも受験を止めるのも自分の自由である中で試験勉強を完全にやりきるには覚悟も持久力も必要です。「努力が結果に繋がるなんて綺麗ごとだ」と言いたくなるかもしれませんが、そういう心持ちでいると出せる力も出せずに終わってしまいます。自分が綺麗ごとを現実にすればいい。そのような強い気持ちで受験に向き合って、合格を着実に引き寄せてください。応援しています!
やれることを全力で
- [氏名] I・S
- [滞在国(年数)] アメリカ(5年)
- [学部] 文科二類
- [他合格学校] 慶應義塾大学(経済、総合政策)
私は国立大学を目指す人向けに、受験前の海外滞在中と帰国後の受験期間に分けて、自分がやっておいて良かったことや、やった方が良かったなと思ったことを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
まず、海外滞在中についてです。海外にいるうちに私がやって良かったと思うことは、英語資格や統一試験のスコアを伸ばしたことと、様々なアクティビティに参加したことです。私が受験した東京大学と慶應義塾大学では、この二つは重要な書類審査を突破するために重要です。反対に、私がやっておいた方が良かったと感じていることは、大学で学びたい学問に関する本や文献を読み、知識を蓄えることです。私は海外滞在中、経済の知識に関する本を一切読まなかったため、小論文を書く際に苦労しました。NHKの高校講座や『高校生のための○○』という本などを活用して、知識を蓄えるべきだと思います。
次に、帰国後の受験期間についてです。私がやって良かったと思っていることは、毎日過去問に取り組んだことです。私は周りの人たちと異なり、自分流の勉強方法がなかったため、とりあえず過去問演習に取り組み、問題に慣れることを意識しました。特に、初めは一問も正解できなかった東大の英文法正誤問題も過去問を解いていくことで感覚をつかみ、正答率を上げることができました。反対にやった方が良かったと思うことは、自分の将来の夢や仕事のリサーチです。東京大学の面接試験では志望理由書で述べた将来像について非常に深掘りされたので、下調べは念入りに行うべきです。
受験に大事な志望理由書・面接・小論文に関しては代ゼミで手厚いサポートを受けることができるので、帰国してからでも大丈夫だと思います。代ゼミのサービスをフル活用して国立大学合格に向けて頑張ってください!
「わたし」を考える
- [氏名] Y・Y
- [滞在国(年数)] タイ(3年)
- [学部] 文科三類
- [他合格学校] 慶應義塾大学(法-政治) 早稲田大学(法) 上智大学(国際教養)
「受験では自己分析が不可欠だ」というのは通説ですが、私は自己分析から一歩進んだ自己研究が大切だと考えています。なぜなら、国公立の帰国生入試では「わたしらしさ」が重要になると思うからです。
国公立の帰国生入試が一般選抜と異なる点の一つとして、受験科目が圧倒的に少ないことがあります。また、受験者数に目を向けても、帰国受験生の数は全体のわずか1%未満にすぎません。したがって、帰国生入試では受験生それぞれが「一人の学生」として、その素質をじっくりと精査されることが類推できます。だとすれば、受験生である私たちには、「わたしらしさ」を発見し、発揮することが必要になります。
まず、「わたしらしさ」の発見に必要なのが、自己分析です。例えば、帰国生入試では志望動機が欠かせません。そこで、私は志望の契機となった個別具体の経験をただ挙げるだけでなく、それらが「なぜわたしに影響を与えたのか」や「どのようにわたしを変化させたのか」を分析することを意識していました。また、「わたしらしさ」は、志望動機だけでなく、小論文や面接の場で自分の意見を出す軸にもなり、役立つと思います。
しかし、「わたしらしさ」を真に発揮するためには、自己分析に加えて自己研究が欠かせません。それは、「わたしらしさ」をいかに効果的に伝えるかを追求することです。私は、「わたしらしさ」に即し、自分の経験を様々な角度から切り取り、語れるよう意識してました。このような自己研究には、試行錯誤が最も重要だと思います。代ゼミでは、小論文添削や、担任の先生やチューターの方々に模擬面接などの指導を受けることができます。代ゼミの環境を最大限に生かし、諦めずに続けることが合格へとつながるはずです。応援しています!
憧れるのをやめましょう
- [氏名] K・F
- [滞在国(年数)] アメリカ(3.5年)
- [学部] 文科一類
- [他合格学校] 慶應義塾大学(法-法律、総合政策) 早稲田大学(政治経済-政治、法、教育-教育心理)
一般選抜とは異なり、帰国受験はフェーズが明確に分かれています。滞在国ではTOEFL®やSAT®などのスコアを一点でも上げること、高校の授業に真剣に取り組むこと、そして課外活動に積極的に参加することに重きを置くべきです。小論文や現代文、面接などに不安を抱えているかもしれませんが、それらは6月以降の受験勉強でしっかりと対策することができます。
代ゼミには長年の指導経験で培われたノウハウがあり、加えて担任の先生方やチューターの方々、切磋琢磨しあえるクラスメイトが周りにいるため安心して受験勉強に専念できます。また、自習室や資料、過去問等が充実しており、最適な環境下で日々勉学に励むことができます。
おすすめの勉強法としては、基礎固めを早い段階から行うことです。小論文でどのようなテーマが出題されるか分からないからこそ、土台がしっかりとしていることは有利に働きます。私はNHK高校生講座の政治経済、倫理、世界史、日本史、公共を聞くことを日々のルーティーンにしていました。自分に最適な方法を模索してみて下さい。また、興味のある時事問題をピックアップして、自分なりに詳しく調べることも大切だと思います。そのようにして得た知識は、小論文や面接において非常に強力な武器になりえます。
最後に、受験で最も大切なマインドは、「合格している自分が想像できる」だと私は思っています。「自分は合格出来て当たり前」、「自分が合格できないなら他の人も合格できない」くらいの考え方でいいです!このような意味で憧れるのをやめ、合格を信じて受験生活を送ってみてください。皆さんの受験を心より応援しています!
今できることに集中
- [氏名] 匿名希望
- [滞在国(年数)] 欧州(4年)
- [学部] 文科二類
- [他合格学校] 慶應義塾大学(経済、商、総合政策) 早稲田大学(政治経済-国際政治経済)
滞在国では現地の学校の成績を上げることと、課外活動に専念することをお勧めします。帰国後はこれらのことに取り組むことができなく、書類選考においてかなり重要だからです。課外活動は、大学で学びたいことがある程度定まっていればそれに関連する活動に取り組むと良いです。課外活動と志望理由が関連づいていると志望理由書や面接の説得力が格段に上がります。また、今あげた二つほど優先度は高くないですがTOEFL®にも力を入れるべきです。帰国後もTOEFL®を受けることはできますが、帰国前に目標点を超えていると他の勉強に集中できるからです。私はTOEFL®の点数が足りていなかったため、帰国後に受験しましたが、2次試験の勉強と並行して取り組まなければならなかったため、かなり大変でした。
小論文にはいわゆる出題範囲のようなものはないため、試験の際は考えたこともないような問題が出る可能性が高いです。しかし、小論文試験で試されているのは自分の中の限られた知識から主張を組み立てる「論理的思考力」だと思います。「大量の知識を詰め込もう」と考えるのではなく「知識と知識を繋ぎ合わせて説得力のある主張を出せるようにしよう」と考える方が結果が出やすいです。もちろんそのためにはある程度の知識が必要ですが、物事を体系的に捉える意識をしたり、アウトプットを繰り返す練習をすることで「論理的思考力」を鍛えることができます。
代ゼミには充実した学習環境が整えられています。本部タワーには集中しやすい自習室があり、志望理由の添削や面接の練習は先生方や先輩チューターがしてくれます。また、先輩達に学習方法などのアドバイスをもらいながら試験対策を進めることができます。是非この環境を最大限活かして合格を掴み取ってください。皆さんの受験を応援しています!
自分を信じ、繰り返しの練習を
- [氏名] K・H
- [滞在国(年数)] アメリカ(16年)
- [学部] 文科三類
- [他合格学校] 慶應義塾大学(文) 早稲田(教育-国語国文)
まず、自分を信じてください。自分を信じられなければ、自分のために努力をするのが億劫になってしまいます。自分ならできる、と信じることが重要です。そして、入試に対して不安があるならば、練習を通してその不安を払拭してください。不安に対して一番効果的なのは練習です。代ゼミでなら、自分を信じてくれる仲間や先生に教わりながら、効果的な練習を行うことが可能です。後輩の方には、不安に負けずに、自分を信じて全力で勉強に励んで欲しいです。
帰国生入試についての情報は広く流通していないことがほとんどです。代ゼミでなら出題傾向といった重要な情報が手に入ります。先輩と話すこともできますし、受験生同士で情報を共有することも可能です。十分な下調べがあれば、入試に対しての不安を最低限に抑えられます。
授業では、実際に問題を解き評価されることを通し、自信を付けることができます。特に帰国生入試に多い小論文の試験は、繰り返しの練習なしでは正解のイメージを掴むのが難しいと思います。繰り返し書き、どのような文章が高く評価されるのか探っていけば、徐々に良い文が書けるようになります。
面接においても、繰り返しの練習が重要です。多種多様な質問にも答えられるよう、何度も練習することをお勧めします。代ゼミでは担任の先生やチューターさんが面接練習を行ってくれます。私は面接に対し苦手意識があり、練習の際にも緊張するぐらいでしたが、本番には練習の成果もあり落ち着いて面接試験に挑めました。
勉強以外では、日記を書くことをお勧めします。受験中、不安になることや嬉しいこと、様々あると思います。日記に記せば、自己理解に繋がります。自分がどれほど努力しているか、何を不安に思っているのか。自己理解は自分を信じる第一歩だと思います。応援しています。
現地に溶け込もう
- [氏名] H・F
- [滞在国(年数)] アメリカ(3.5年)
- [学部] 文科三類
- [他合格学校] 慶應義塾大学(経済、法-政治、商、総合政策)
私がまず、帰国生入試を受けるにあたって、最も大切だと思うことは、滞在先での生活を存分に楽しむことです。誰しもが海外で生活をするチャンスを得られるわけではありません。もちろん、決して楽なことばかりではありませんが、苦難や苦労も含め、海外での生活を楽しみましょう。そして、できるだけ「現地」に溶け込む努力をしてみてください。積極的にローカルの人と関わり、言語を学び、ローカルの人と時間を過ごしてみてください。そうすることで、自分自身を成長させられるだけでなく、新たな視点や今まで気づかなかった問題に気づくことができます。そうして、何か新しい学びや気づきを得ることができれば、小論文や面接、志望理由書等で大いに活きます。受験における自分の武器や強みを見つけるためにも「現地」に溶け込んでみると良いと私は思います。
ところで、このような合格体験記を読んで、自分のこれからにワクワクすると同時に、果たして自分の受験はうまくいくのかと不安を抱えてしまう人もいると思います。実際、私もそうでした。私立・国立関わらず、特に受験直前期は不安に明け暮れる日々でした。
しかし、努力は裏切りません。他人と比較することなく、自分のペースで勉強し、努力を積み重ね、自分を信じ、自信を持って受験本番に臨んでください。努力はなかなか可視化することができないため、自分の積み重ねてきた努力に気が付かないこともあるかと思いますが、自分を信じてあげてください。もしも、受験に何らかの不安を感じた時には、是非、代ゼミの先生方やチューターの方々に相談してみてください。きっと親身に相談に乗ってくださるはずです!
「好き」から「目標」、そして合格へ
- [氏名] K・H
- [滞在国(年数)] イギリス(3年)
- [学部] 文科三類
- [他合格学校] 慶應義塾大学 (文、環境情報) 上智大学 (人間総合科学-心理)
私は帰国生入試にとって最も重要なことは、「自分は何をしたいのか」という目標をはっきり持つことだと考えます。
帰国生入試は一般入試と違い、ほとんどの試験が学科試験ではなく、小論文と面接によって構成されています。科目数だけを見れば、簡単にも思える帰国生入試ですが、私は受験勉強を通して、この入試ではそもそも違う能力が求められているということに気がつきました。その能力とは、「勉学を超えた目標」つまり卒業後、社会をどう変えたいのかという問題意識と、それを達成するために必要な論理的思考力です。海外生活の中で、国際規模での社会問題を身をもって経験してきた帰国生の帰国生にしかない視点が求められています。
そこで、自分にしか持てない目標を立てるために、海外生活中にできることとは、勉強であれ、スポーツであれ、何かに真剣に励み、自分の「好き」を見つけることだと思います。私の場合、コロナ禍であったこともあり、高校時代はIBに真剣に取り組み、そこで自分の心理学への興味に出会えました。自分の「好き」を追求することで、自然と受験で役に立つ自分にしかない経験や見解、そして大学の先にある目標へと繋がると私は思います。
代ゼミには、多様な文化背景を持つ生徒や経験豊富な先生方、先輩チューターなど、一人一人の「好き」をはっきりとした「目標」へ結び付けるための最適な環境が整っています。大学や学科の選択の相談が気軽にできたり、授業を通して自分の経験や考えを整理させていくことができます。
特に国立大学の場合、受験期間はとても長いです。そんな中、試験勉強に励み続けられたのは、目標への強い思いがあったからです。皆さんもぜひ、自分の帰国生というアイデンティティに自信を持ち、残りの海外生活を悔いのないよう、楽しむことも忘れずに過ごしてください!
最後まで諦めないで
- [氏名] T・H
- [滞在国(年数)] アメリカ(13年)
- [学部] 理科一類
- [他合格学校] 東北大学(工-化学・バイオ工) 慶應義塾大学(理工-学門E、環境情報)
国立大学を目指す方にとって、受験は2、3月までの長期戦となります。この長期戦に挑むにあたり、特に大切だと感じたことを紹介したいと思います。
まずはモチベーションです。長い受験期間を乗り越えるためにはやはり「志望校に合格したい!」という強い意志があることは非常に大切だと思います。この意志があることで、勉強でうまくいかないようなことや自信を失うようなことがあっても、めげることなく前進し続けられるはずです。とは言っても、モチベーションの維持は決して簡単ではないと思います。また同時に、思うように学力が伸びない時はメンタル的にも辛くなってしまうかと思います。私もこうした時期は何度もありましたが、このような時は志望校を志望する理由を改めて再確認したり、代ゼミの心強い仲間と励まし合い、適度に息抜きをしたりすることで最後まで最善を尽せました。
そして受験を通し、私は何よりも大事なのは諦めないことであると学びました。自分で自分のことを諦めてしまっては、達成できる目標も達成できなくなります。「絶対に合格するんだ!」という強い思いのもとで日々努力を重ね続ければ、結果は必ず後からついてきます。代ゼミでは自分の志望校にあった模試を受けられたり、寮生ならば自分の苦手分野を集中的に対策できる寮生ゼミに参加できたりなど、充実したサポートが受けられます。これらを最大限に活用し、高い志を持った仲間と切磋琢磨しながら最後まで自分を信じて頑張ってほしいと思います。
最終的な「合格」を勝ち取れるのは自分自身以外誰もいません。自分の可能性を決して見切らず、日々の努力を1つ1つ大事にして前へ進み続けてください!皆さんの受験を心より応援しております。
自らの成長も結果も得られる代ゼミ
- [氏名] K・S
- [滞在国(年数)] フランス(8年)
- [学部] 文科一類
これから帰国生として日本の国公立大学を受験する方々は受験対策などに不安を抱いているかもしれません。私自身、滞在国で日本の大学入試対策を一切行っていなかったので不安でいっぱいでした。しかし、帰国生入試でよくある小論文の書き方や現代文の解き方は代ゼミで1から学べますし、わからないところは先生方に質問すれば一つひとつ丁寧に答えてくれます!代ゼミは国公立大学の過去問も多くあり、私自身活用して受験にすごく役に立ったと感じています。さらに、代ゼミには面接練習や受験の相談に親身に乗ってくれるチューターの方々や担任の先生がいらっしゃるので、気になる点があったらすぐに聞けるのも代ゼミの魅力です!
このように、大学受験の勉強は代ゼミで1から学べるのですが、それ以外に滞在国で済ませておくべきことがいくつかあります。まず日本の大学入試はSAT®やIBなどの統一試験の成績を求める大学があるので、複数回受けたり、高校の授業に真剣に取り組むなどして高得点を狙っておくべきです。その他にもTOEFL®やIELTSの点数の提出を必須とする大学も多いので、どちらかで満足する点数を帰国前に取っておくことをおすすめします。私は帰国後もTOEFL®を受けたのですが、やはり大変だったので海外滞在中に受けておくことを強くおすすめします。こういった勉強面ももちろん大事ですが、課外活動などに力を入れるのもおすすめです。例えば、ボランティア活動などは経験として面接や小論文で役に立つと思います!
最後に、国公立大学の受験はたしかに困難で努力を必要とします。ですが、皆さんが滞在国でしてきた経験と代ゼミで今後学ぶ受験対策を掛け合わせれば、合格への道は決して遠くないです!自分なんかと消極的にならずにぜひ国公立大学の受験に挑んでみてほしいです!
着眼大局 着手小局
- [氏名] S・Z
- [滞在国(年数)] ドイツ、アメリカ(16年)
- [学部] 文科二類
- [他合格学校] 早稲田大学(政治経済-国際政治経済、商) 慶應義塾大学(経済、商)
これから帰国して受験をする皆さんは、今自分が何をすればいいかわからず不安かもしれませんが、帰国前にできることは多くあります。SAT®の受験や課外活動などの海外でしか積めない経験はどれも帰国してからでは遅いです。まずはこれらのことと学校の成績を優先しましょう。大学入試に向けた勉強は代ゼミに入ってからの方がより効果的でしょう。私は具体的にどのような勉強をするべきかわかっておらず、代ゼミに入るまで実際の大学の試験に向けた勉強をしていませんでしたが、無事合格できました。なので、今できることを把握してそれに取り組みましょう。
参考に私の勉強法を書きます。私は毎日30分毎に自分の行動をスプレッドシートに記録しました。この時間は勉強でこの時間は遊んだ、と記録することで自分の行動が可視化でき、自分が想像以上に勉強していないということに気付けます。もちろん休憩や息抜きは必要です。しかし必要以上に遊ぶことは慎むべきです。自分が遊んでいる時、他の人は必死に勉強していて差が開いていくことを想像して私は自分を追い込んで勉強に励んでいました。
代ゼミに通って良かったと思う点は主にその資料と設備です。代ゼミは古いものでは20年分以上過去の試験問題があり、面接も過去に代ゼミ生が聞かれた質問が記録されていて、先生や先輩のチューターがそれを元に模擬面接もしてくれます。そのため、対策は万全です。自習する空間も用意されていて、タワー校舎は朝8時から夜9時まで開いていて、集中できる環境が整っています。私も夏から3月までずっと閉室時間まで自習室で勉強していました。是非活用してみてください。きっと不安も挫折もある筈です。それでも自分の目指す大きな目標に向かって自分にできることを少しずつこなして、合格を勝ち取りましょう!
他の受験生と比べず、代ゼミを信じて!
- [氏名] Y・Y
- [滞在国(年数)] ドイツ、ベルギー(17年)
- [学部] 文科三類
私は、代ゼミに4期から通い始め、たった3ヵ月ほどの集中勉強で東京大学に合格することができました。この短期間で東大に合格できたのは代ゼミのおかげです。日独ハーフの私は、ヨーロッパでドイツ式の教育を受けてきたので、今まで日本語を勉強する機会はほとんどありませんでした。また、私は11月に日本に帰国したので、12月でもまだ小学校の漢字すらまともに書けない状態でした。しかし、それでも代ゼミの担任や、先生方のご指導のもと、毎日毎日、漢字の練習と小論文を書き続けたおかげで、だんだんと1200字の小論文が書けるようになり、本試験では、時間内に小論文を書き上げただけではなく、見直す余裕すらありました。
だから、日本の難関大学に進学したいけれど、日本語にあまり自信がないという理由だけで、合格の夢をあきらめないでください。そして、今はまだ海外にいるなら、滞在国の学校の勉強に励み、課外活動に積極的に参加し、語学力に磨きをかけてください。なぜなら、日本の難関大学が帰国生に求めているのは、一般受験生と同じ能力ではなく海外に住んだ経験でしか得られない知識や、語学力だからです。小論文などの勉強は、受験のプロの代ゼミに任せて大丈夫です(ただ私のようなギリギリの入学では焦ってしまうので、早めに通うことをお勧めします)。
私は、受験生として一番大事なのは、他の受験生と比べるのではなく、自分のベストを尽くすことだと思います。私自身が他の受験生と比べて合格を諦めかけたときでも、代ゼミの先生方は私を信じてくれました。海外では何よりも高校生活を充実させ、帰国後は代ゼミで受験勉強に専念すれば、東京大学も夢ではありません。だって小学生の漢字すら十分に書けなかった私が、東大に合格できたのですからね。
勉強と課外活動のバランスが取れた海外生活を!
- [氏名] W・K
- [滞在国(年数)] フランス(3年)
- [学部] 文科二類
- [他合格学校] 慶應義塾大学(経済、商、総合政策) 早稲田大学(商、政治経済-経済) 上智大学(経済-経営)
私は幼い頃にアメリカに4年間、そして高校3年間をフランスのIB校で過ごし、合計七年間海外に滞在しました。
実際に帰国受験を経験してみて感じたことは、私が受験した大学では予想以上にTOEFL®や統一試験のスコアが重要だったということです。慶應義塾大学や東京大学は一次試験として書類審査があるため、出願時に準備するスコアが高くないと試験を受けることすらできません。そのため、帰国する前はスコアを出来る限りあげることに専念したほうが、帰国後に焦らず受験勉強に集中することが出来ると思います。逆に小論文などの受験勉強は、後回しでもある程度は平気です。代々木ゼミナールでは基礎から応用までしっかり時間をかけて小論文や帰国受験に必要な時事の知識を教えてもらえます。そして、毎日小論文を一つ必ず書くことを意識するだけで、難関大学に合格できる小論文を書けるようになるので、心配は無用です!
また、海外で行った課外活動も想像していたよりもかなり重要だということが分かりました。私は高校で同級生と一緒にYouTubeを用いた活動を行っていたのですが、出願する際にこのエピソードを志願書の活動欄などに書いたため、早慶の両方の面接でその内容について詳しく聞かれました。私にとって思い入れのある活動の一つなので話しやすいテーマであり、緊張している中でその話を振られるとリラックスできました。周りの受験生が経験していないような、少し特殊で面接官の興味を引くような活動の経験があれば、面接で強いなと感じました。みなさんも帰国生ならではの活動を是非見つけてみてください!