自分との向き合い
- [氏名] H・Y
- [滞在国(年数)] 中国(13年)
- [学部] 文学部
- [他合格学校] 上智大学(文-哲学)
勉強スタイルは人それぞれです。短期間で猛勉強する人もいれば、長期間にわたってコツコツと勉強を続ける人もいます。受験において最も重要なことは、自分に合ったペースで勉強することだと思います。例えば、私は受験勉強が苦手で、集中力も極端にありません。そのため、代ゼミや海外での勉強期間中も、試験直前に知識を詰め込むのではなく、毎日リズムよく勉強を続けることを心がけていました。統一試験は滞在国で受けるべきだという意見が多いですが、私の場合、IBとTOEFLの勉強を両立するのが難しかったため、TOEFLは帰国後に受験しました。ただし、滞在国にいた頃から英単語を覚えるなど、英語力を上げる努力を続けていました。だからこそ、周囲の意見に惑わされず、自分の能力を正しく評価し、自分のペースに合った勉強を続けることが何よりも重要だと感じています。
勉強以外では、滞在国で積極的に課外活動に取り組むことを強くお勧めします。ただ参加するだけではなく、その活動を通して何を感じたのか、どのような成長があったのかを考え、可能であれば書き留めておくと良いでしょう。志望理由書では、このような個人的な経験が大学側に良い印象を与えるはずです。特に、大学によっては活動報告書の提出が必要な場合もあるため、この点を意識しながら活動に取り組むのが良いと思います。
最後に、受験を通して私が痛感したのは、高校時代の成績を伸ばせるよう、もっと努力すべきだったということです。私は高校3年生のとき、心の疲れもあって十分に勉強できませんでした。その結果、満足のいく成績を取ることができませんでした。だからこそ、自分により多くの可能性を残すために、高校ではできるだけ高い成績を取ることを心がけてください。そして、ぜひ合格を勝ち取ってください。応援しています。
自分の最適解を見つけよう
- [氏名] T・M
- [滞在国(年数)] アメリカ(7年)
- [学部] 医学部 医学科
- [他合格学校] 国際医療福祉大学(医) 慶應義塾大学(理工-学門E、環境情報) 早稲田大学(先進理工-生命医科)
私の受験準備方法は、英語よりも日本語に強みがあり、言語としての英語の学習が得意ではない方に適していると思います。私自身、TOEFLやSAT、ACTで点数を伸ばすのに苦労しました。そのため、一定の点数を確保した時点で、日本の高校数学や理科(物理・化学)の勉強にシフトしました。勉強方法は人それぞれ異なりますので、まずは自分に合った方法を見つけることが重要だと考えています。私の場合、「参考書を使った自習」→「映像授業の利用」→「オンライン家庭教師に指導を受ける」というように、様々な方法を試しました。そして最終的に、オンライン家庭教師に落ち着きました。この方法で帰国までの約1年間、日本の勉強に取り組みました。自分に合っていたからこそ、効率的に学習できたのだと思います。代ゼミに通い始めた段階では基礎を少し理解している状態でしたが、代ゼミの夏の期間で基礎を丁寧に分かりやすく教えていただけたので、その基礎力をさらに深めることができました。
自習の際には目標とする勉強時間を設定し、アプリなどで時間を測りながら進めることをお勧めします。特に、現地にいる間から日本の勉強を始める場合、長い戦いになるので、短期的な目標を設定することが大切です。面接対策については代ゼミの資料やチューターさんとの練習を活用することでしっかりと準備できます。
代ゼミの理系クラスは少人数で、すぐに全員と仲良くなりました。勉強を教え合ったり、一緒に受験会場に向かう際に助け合ったり、お昼ご飯を一緒に食べて雑談したりと、とても楽しい受験生活を送ることができました。皆さんも夢に向かって頑張ってください。そして、現地での生活も楽しんでくださいね!
第一志望校に向けて
- [氏名] Y・T
- [滞在国(年数)] ドイツ (2年)
- [学部] 工学部 電気情報物理工学科
- [他合格学校] 慶應義塾大学(理工-学門C)
帰国生入試で一番大切なことは合格のために何が必要なのか知ることです。帰国生入試では帰国前からの準備が必要な統一試験や課外活動などと当日の学科試験の二つで主に審査されます。大学によってどちらの比重が大きいかも異なり、自分の志望校に合わせて対策をする必要があります。海外での準備が足りていないと志望校への出願ができないといった事態にもなりかねません。
海外にいる間は統一試験の勉強や海外生活を楽しむことが一番大切だと思います。日本に帰国した際に統一試験や英語試験の成績に悩まず学科試験に集中できるように準備をしておくべきです。私の感想として、数学や理科の試験は海外と比べて日本の方が難しいです。しかし、帰国してから皆さんが全力で入試に向けて取り組んだら合格点に到達することは絶対にできます。統一試験の勉強をないがしろにしてまで日本の勉強の先取りをする必要はありません。
帰国後は学科試験に向けて集中して勉強に取り組むことが一番です。一般選抜を突破するぐらいの気持ちで勉強しましょう。ほとんどの大学で、入学後は一般選抜で合格した人と同じように授業や試験を受けます。理系を専攻するなら、自然科学への理解が浅いと入学後に苦しむと思います。皆さんはすでに英語では多くの日本の高校生よりも秀でています。これに数学や理科の能力が加われば、怖いものなしです。
充実した海外での経験、良い統一試験の成績、そして自然科学への深い理解。この三つが加われば確実に志望校をつかみ取ることができます。苦しい時は志望校で学生生活を送っている自分を想像してみてください。皆さんの海外での生活、代ゼミでの受験勉強が将来へとつながる後悔のない日々になるように応援しています。
受験を楽しんで!
- [氏名] Y・N
- [滞在国(年数)] シンガポール・アメリカ(6年)
- [学部] 医学部医学科
- [他合格学校] 北海道大学(工-機械知能工) 早稲田大学(創造理工-総合機械工) 慶應義塾大学(環境情報) 上智大学(理工-機能創造理工)
帰国生入試では学科試験の学力だけでなく、統一試験のスコアや課外活動なども重要です。統一試験のスコアがあまりよくなくても学科試験ができれば合格できる大学があったり、反対に学科試験ができても統一試験のスコアがよくないと合格できない大学、また、それらを併せた総合力が問われる大学があったりと様々です。
海外滞在中にやっておいた方がよいことは、まずは課外活動などを通して大学で学びたいことを探ることです。出来るだけ様々な活動に挑戦することをお勧めします。そして、統一試験のスコアは海外にいる間に伸ばしやすいと思うので、目標をしっかり立て、準備・受験を行いましょう。次に、理系科目の学習についてですが、日本の受験勉強の基礎となるような現地校の授業(AP)を履修したり、余裕があれば、日本の学科試験の勉強に取り組むこともお勧めします。私は統一試験のスコアが思うように取れなかったのですが、数学が好きで海外滞在中に一通り日本の数学の履修範囲を学習できていたため、帰国後は物理と化学を中心に学科試験の対策を行うことで合格につながったと思っています。
私立大を受験後、国公立大を目指す場合、帰国受験は長期的な戦いとなります。私立大は7、8月に出願、9月に試験があり、その後、一部の国公立大は10、11月に出願、11月に試験、そして、残りの国公立大は翌年2月に試験と、出願準備や試験対策など緊張の連続で正直疲れます。私は明治神宮に散歩に行くなり、近場の文具店を回るなどして、程よい休憩をはさみながら、モチベーションを保ちつつ、楽しく受験勉強に取り組むようにしています。みなさんも、日本での受験に向けた勉強や各種活動に取り組みながら、後悔の残らないよう海外での生活を十分に満喫してください!
代ゼミ3150(さいこー)
- [氏名] K・T
- [滞在国(年数)] アメリカ(9年)
- [学部] 医学部 医学科
- [他合格学校] 福島県立医科大学(医-医) 慶應義塾大学(経済)
ここで書いた私の受験期の体験が、少しでも皆さんの役に立てればと思います。
まず、海外にいる間にしておくべきことで最も重要なことは、統一試験やTOEFL®で少しでも高い点数をとっておくことです。帰国後、日本の勉強に全集中できるように、まずは安心できるくらいのスコアを確保しておきましょう。理系で余裕がある方は、日本の数学や理科の勉強を進めておくこともオススメです。私は帰国前に数学、物理、化学の基礎の勉強を一通り終わらせたことで、スムーズに日本の受験勉強に入れたと思います。
帰国後は代ゼミの先生の教えを忠実に守るだけでよいです。代ゼミの講師の先生は皆さん神です。長年、帰国生を指導されているため、帰国生入試についても熟知されています。変に自分で買った問題集などに手を付けるよりも、まずは授業の復習を完璧にしましょう。それだけで合格に必要な学力は十分つけられます。また、スタッフの方々もとても優しい人ばかりなので、分からないことがあればどんどん頼ってみてください。悩んでいる時間がもったいないです!最初はうまくいかないことも多いとは思いますが、諦めずに努力し続ければ必ず報われます。理系の生徒は担任の先生に「コツコツ頑張れば大丈夫」とよく言われることになると思いますが、本当に意外となんとかなるので死にものぐるいで頑張ってみてください。
最後に、代ゼミの一番のオススメポイントは勉強を好きになれるところです。自分のペースで勉強に取り組める環境が整っており、楽しく受験勉強をできたことが合格の一番の秘訣だったと感じています。成績をあげるためには勉強を好きになることが一番だと思うので、是非代ゼミに来て悔いのない受験生活を送ってください。応援しています。
帰国生にとって最良の環境
- [氏名] Y・S
- [滞在国(年数)] 韓国(10年)
- [学部] 医学部 医学科
- [他合格学校] 北海道大学(総合入試理系) 早稲田大学(先進理工-生命医科、人間科学-人間環境科学) 慶應義塾大学(理工-学門E、環境情報)
帰国後の夏に始まる代ゼミの授業は海外での学習とはまた違うので、初めはとても大変だと思います。そして、授業の予習復習に追われながら私立大の出願が始まり、実際の受験も想像以上に早く訪れます。そのため、海外滞在中に数学や理科の基礎の勉強は少しずつ進めておいた方が帰国後の学習のはかどりにつながると思います。また、統一試験の点数は高いに越したことはないので、早めに受け始めてできるだけ点数を上げた方がよいです。しかし、帰国生入試は学力だけでなく多面的に評価されるので、様々な活動にチャレンジすることをお勧めします。出願書類や面接でアピールできるポイントがあれば自信にもつながります。
代ゼミでは担任の先生、講師の先生や教材研究センターの先生など色々な方のサポートが受けられます。どんなくだらない質問でも対応してくださるので、疑問があればためらわずに聞きに行ってください。また、帰国生用の授業だけでなく一般生用の授業も受けることができ、自分の学力に合わせて入試基礎から最難関大学対策まで、幅広く学習できます。これは代ゼミの特色だと思うので活用してください。
最後に、代ゼミで共に切磋琢磨できる友達を作ることも非常に大切だと思います。周りの友達の姿を見ることで、一人で勉強するだけでは保ちにくいモチベーションも上がってきます。入試当日も代ゼミの仲間と一緒に臨むことで緊張感もほぐれて、平常心を保ちながら挑むことができます。代ゼミは帰国生入試に最適な環境だと思うので、是非志望校に合格するよう頑張ってください。